2008年10月02日
フィジーアイランド
今からちょうど、1997年(11年前)に太平洋のポリネシア・フィジー諸国にサーフトリップにいつものごとく1人で行きました。当時あるサーフィン雑誌を見ていて、たまたまフィジーサーフトリップの広告が目に入って、「どんな所で、海はどうなんだろう?」と思って、調べたところ、常夏澄んだ青い空、人間の混雑とは無縁のコバルトブルーの海、パーフェクトなチューブウェーブ、水上コテージ、全て私の思い描いた条件を満たしてくれる環境でした。即刻行くしかないと思った私はサーファーご用達の専門の旅行会社に電話し、予約・手配を致しました。期間は仕事の都合上、8日間。やはり今思うと、せめて最低2週間は行っておきたかった場所でありました。行った季節は、こちらは、真冬の2月。日本では、毎日海は波なしフラット状態、体もなまりっぱなし!
成田空港から直行便で夜の出発、10時間程度で現地到着!時差日本よりプラス3時間、フィジーに着いたのは朝の8時くらい、時差ボケもなく、現地ガイド・サーフショップ「サーフレジェンド」オーナー・Mr.Isao(日本人)とあえなく空港で合流。そしてとりあえず、銀行で換金、その後イサオ氏の車で港に直行、船つき場で待っていた現地人船頭の小型船での操縦で、いざ離島の「Nアイランド」まで1時間の船移動。本島の船着場ではそうは思わなかったのですが、本島から離れれば離れる程、海の色が変わり、みるみる水の色が変わっていくではありませんか!そのうちよく見ると、サンゴ礁も透けてみえるし、ものの15分程度で、黒っぽかった水の色がいつのまにかコバルトブルーの海に変わっていました。自分が夢にまでみた光景が、今現実に、目の前に広がっていました。この時の感動はいまも忘れられず記憶にしっかり残っております。
そして1時間後、目的地の小島、「Nアイランド」に到着致しました。船から降りて、第一印象はこれは夢か!って感じでした。島1周がなんと、歩いて10分程度、波打ち際から自分の案内された部屋のベッドまで、ものの5分!「ありえない」って感じでしたね。しかし、こういう島は、世界中では結構たくさんあるみたいです。
そして、やっと到着して息つく暇もなく、この島に滞在していた超フレンドリーな、ロッキー(オーストラリア人)&ジョー(アメリカ人)2人のナイスガイに連れ出され、即着替えて、小型船で波乗りポイントまで直行15分(ここでは全てポイントは2km沖のアウターコーラルリーフ)、海に着いてポイントチェック!見て目がテンになりました。なんと初日から低気圧のうねりがおもいきりヒット!波のサイズ、トリプルオーバー(6~7m)、思わずまたまた「ありえないでしょ」状態。日本ではここ2ヶ月間、波はフラットor膝・もも状態、体もなまりまくりでいきなりトリプルオーバーの波。思わず「勘弁してちょうだい」って感じでした。そう言おうかいなか、例のナイスガイ2人は既に、サーフボードを抱えて船からポイントに向かって海にダイブ!、ボードエントリー(岸からではなく、船から飛び込んでいって、帰りはまた船に戻って来る事)「おいおいマジですか?」私をおいて、とっとと行っちゃいました。残された私は、性格上指をくわえて見てるのも我慢できず、もう出たとこ勝負!2人を追いかけて海に向かってダイブ!100m位沖までパドル(波乗りできる所まで両腕のみ、漕いでいく事)してやっと、2人の所まで辿り着きました。そこで、間近で目の前でみたトリプルオーバーの波は、シャレになりましぇん。サーファーの方ならお分かりいただけるかと思いますが、あとはご想像におまかせします。身の危険を感じ、鳥肌ものです。ただもう、ここまで来ると、自分の腰が引けるのがよく分かるんですが「Go For It」しかなく、最初のセットの波・1本目いっちゃいました。予想通りワイプアウト(波に呑まれて、水の中をのたうちまわる事)、溺れる寸前でやっと海面に顔を出す事が出来ました。そして、よせばいいのに、2本目いっちゃいました。またまた案の定、続けてワイプアウト!自分の波乗りが通用しません。この2本目のワイプアウトは今でもしっかり記憶していますが、かなりやばかったです。もう水を飲みまくりで、正直半分溺れてました、海底からようやく脱出し海面に上がってサーフボードの上で、放心状態15分間。思い出したくないシーンです。そしてセットの波3本目、いったんです、これがまた!もう完全アホです、いっちゃってました。3度目の正直とはよくいったものです。テイクオフ(波に乗って滑りだし)してライディングしたんです。1本目、2本目の失敗でなんとか体が反応したんですね、もうなんともいえない快感、アドレナリン出まくりで言葉では表現できません。その後中波を2~3本乗って、だんだん体が慣れてきました。そして調子にのって、7・8本目位にお化けセット到来。当然いっちゃいました。どうなったかといいますと、インサイド(浅瀬)までもっていかれて、リーフ(岩&サンゴ礁)の餌食!全身、生傷&流血、船までなんとかパドルして、死にものぐるいで辿り着くも、甲板に自力で上がるのも不可能なほど腕がパンパンで動きません、ぐったり状態、[Give Up!」ナイスガイ2人と船頭に引き上げてもらいました。約2時間の、初日の波乗り終了致しました。その日は、食事して19時半消灯、翌日朝6時まで爆睡でありました。
2日目以降も、波乗り三昧!体が日増しにここの波に慣れていってご機嫌な波をメイク・チューブの波にもライドする事が出来ました。
大分、長文になってしまいました。ここまでおつきあいしていただき、ありがとうございました。この続きのお話に興味を持った方がいましたら、いつでも「レジェンド」でお話いたしますのでどうぞ!。








成田空港から直行便で夜の出発、10時間程度で現地到着!時差日本よりプラス3時間、フィジーに着いたのは朝の8時くらい、時差ボケもなく、現地ガイド・サーフショップ「サーフレジェンド」オーナー・Mr.Isao(日本人)とあえなく空港で合流。そしてとりあえず、銀行で換金、その後イサオ氏の車で港に直行、船つき場で待っていた現地人船頭の小型船での操縦で、いざ離島の「Nアイランド」まで1時間の船移動。本島の船着場ではそうは思わなかったのですが、本島から離れれば離れる程、海の色が変わり、みるみる水の色が変わっていくではありませんか!そのうちよく見ると、サンゴ礁も透けてみえるし、ものの15分程度で、黒っぽかった水の色がいつのまにかコバルトブルーの海に変わっていました。自分が夢にまでみた光景が、今現実に、目の前に広がっていました。この時の感動はいまも忘れられず記憶にしっかり残っております。
そして1時間後、目的地の小島、「Nアイランド」に到着致しました。船から降りて、第一印象はこれは夢か!って感じでした。島1周がなんと、歩いて10分程度、波打ち際から自分の案内された部屋のベッドまで、ものの5分!「ありえない」って感じでしたね。しかし、こういう島は、世界中では結構たくさんあるみたいです。
そして、やっと到着して息つく暇もなく、この島に滞在していた超フレンドリーな、ロッキー(オーストラリア人)&ジョー(アメリカ人)2人のナイスガイに連れ出され、即着替えて、小型船で波乗りポイントまで直行15分(ここでは全てポイントは2km沖のアウターコーラルリーフ)、海に着いてポイントチェック!見て目がテンになりました。なんと初日から低気圧のうねりがおもいきりヒット!波のサイズ、トリプルオーバー(6~7m)、思わずまたまた「ありえないでしょ」状態。日本ではここ2ヶ月間、波はフラットor膝・もも状態、体もなまりまくりでいきなりトリプルオーバーの波。思わず「勘弁してちょうだい」って感じでした。そう言おうかいなか、例のナイスガイ2人は既に、サーフボードを抱えて船からポイントに向かって海にダイブ!、ボードエントリー(岸からではなく、船から飛び込んでいって、帰りはまた船に戻って来る事)「おいおいマジですか?」私をおいて、とっとと行っちゃいました。残された私は、性格上指をくわえて見てるのも我慢できず、もう出たとこ勝負!2人を追いかけて海に向かってダイブ!100m位沖までパドル(波乗りできる所まで両腕のみ、漕いでいく事)してやっと、2人の所まで辿り着きました。そこで、間近で目の前でみたトリプルオーバーの波は、シャレになりましぇん。サーファーの方ならお分かりいただけるかと思いますが、あとはご想像におまかせします。身の危険を感じ、鳥肌ものです。ただもう、ここまで来ると、自分の腰が引けるのがよく分かるんですが「Go For It」しかなく、最初のセットの波・1本目いっちゃいました。予想通りワイプアウト(波に呑まれて、水の中をのたうちまわる事)、溺れる寸前でやっと海面に顔を出す事が出来ました。そして、よせばいいのに、2本目いっちゃいました。またまた案の定、続けてワイプアウト!自分の波乗りが通用しません。この2本目のワイプアウトは今でもしっかり記憶していますが、かなりやばかったです。もう水を飲みまくりで、正直半分溺れてました、海底からようやく脱出し海面に上がってサーフボードの上で、放心状態15分間。思い出したくないシーンです。そしてセットの波3本目、いったんです、これがまた!もう完全アホです、いっちゃってました。3度目の正直とはよくいったものです。テイクオフ(波に乗って滑りだし)してライディングしたんです。1本目、2本目の失敗でなんとか体が反応したんですね、もうなんともいえない快感、アドレナリン出まくりで言葉では表現できません。その後中波を2~3本乗って、だんだん体が慣れてきました。そして調子にのって、7・8本目位にお化けセット到来。当然いっちゃいました。どうなったかといいますと、インサイド(浅瀬)までもっていかれて、リーフ(岩&サンゴ礁)の餌食!全身、生傷&流血、船までなんとかパドルして、死にものぐるいで辿り着くも、甲板に自力で上がるのも不可能なほど腕がパンパンで動きません、ぐったり状態、[Give Up!」ナイスガイ2人と船頭に引き上げてもらいました。約2時間の、初日の波乗り終了致しました。その日は、食事して19時半消灯、翌日朝6時まで爆睡でありました。
2日目以降も、波乗り三昧!体が日増しにここの波に慣れていってご機嫌な波をメイク・チューブの波にもライドする事が出来ました。
大分、長文になってしまいました。ここまでおつきあいしていただき、ありがとうございました。この続きのお話に興味を持った方がいましたら、いつでも「レジェンド」でお話いたしますのでどうぞ!。








Posted by レジェンド at 10:47│Comments(0)
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